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のきログ

なぜか上から目線な女子大生のブログ

映画館スタッフが選ぶ2015年おもしろかった映画5選



映画鑑賞が趣味です。
映画館スタッフって映画タダで見れるらしいでという噂を聞き、2月から映画館スタッフしてます。
普通に課金して映画見ることもあったし、噂は本当だったので、結構劇場で映画見てる方だと思います。年末なので改めて振り返りつつ、まとめ!


総合

2015年の映画総合興行収入は2100億円超らしいですね。去年が2000億円台だったので、単純にですけど増えてますね。肌感覚ですけど、今年はおもしろい映画が多かった気がします。

興行収入ランキング


  1. ジュラシック・ワールド        95億
  2. ベイマックス                         91億
  3. 妖怪ウォッチ                         78億
  4. バケモノの子                         58億
  5. シンデレラ                             57億
  6. ミニオンズ                             52億
  7. M:Iローグネイション             51億
  8. HERO                                     46億
  9. 名探偵コナン 業火の向日葵   44億
  10. インサイド・ヘッド               40億

なんとトップ10のうち6本がアニメーション作品!
洋画 : 邦画 = 6:4 ですね。
でもジュラシックとベイマックスはぶっちぎってるので興行収入合計すると洋邦そんなに変わらないんかな、って感じ。
あとスターウォーズが初日からの三日間で16億くらいいってたので、冬休み入るし年内にトップ10入りするのかも……

わたし的選抜 5選

2015年に映画館で見たのは52本。DVDで見た過去作含めると130本でした。映画1回1800円だから、1800×52本で10万円分くらい劇場で見てます。見たい作品もっとあったのに…映画高くなりましたよね。

そもそも見てないのもあるからなんであれがないねん!っていう方はぜひ自分の好きな映画について熱いコメントお願いします!(笑)
評価軸としては

⑴ワクワク度
⑵演技スゴい度
⑶ストーリー性


ストーリー性ってふわっとしてるけど、エンタメ度と言い換えてもいいかも。オチがあって、大半の人にうけそうっていう感じ。

これを主観バリバリで☆五段階評価!
いきま〜〜す


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バケモノの子

監督 細田守
原作・脚本 細田守


⑴ワクワク度         ★★★★★
⑵演技スゴい度     ★★★☆☆
⑶ストーリー性     ★★☆☆☆

あらすじ:ひとりで生きるしかない少年・九太が、バケモノの街・渋天街に迷い込んで渋天街でトップ3に入るくらい強いバケモノの弟子になる


なにがすごいって、冒頭からめっちゃワクワクする。あの炎のアニメーションは忘れられません。
師弟の物語っていう捉え方もできますけど、というよりも父と子の物語。作中に現れる、九太の父親の多いこと多いこと!熊徹はもちろん熊徹の友人、多々良と百秋坊も、猪王山もヒロインの楓も九太にとっての父親の役割をしてます。

インタビューで読んだんですけど、細田監督は前作の後に息子さんが生まれたそう。そこで、実の父親の知らないところでいろんな人が父親の役割をして、息子が成長するのが理想だなと思ってこの映画にメッセージを込めたとか。

今年3回見たけど、まだまだじっくり見たいのでDVD買います…2月に出ますよ!おすすめ!





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セッション (原題:Whiplash )

監督・脚本 デイミアン・チャゼル
主演 マイルズ・テラー
         J・Kシモンズ(スパイダーマンの新聞社編集長の人)

⑴ワクワク度     ★★☆☆☆
⑵演技スゴい度 ★★★★★
⑶ストーリー性 ★★★☆☆

原題のWhiplashというのは、劇中に出てくる曲名です。Whiplash=ムチで激しく打つ という動詞で、ドラマーの職業病であるムチウチという意味もあります。
ざっくりあらすじ言うと、ドラマーを目指してる気の弱い名門音楽学校の学生・ニーマンとカリスマ性のある鬼のような先生・フレッチャーの話。

フレッチャーがどのくらい鬼かというと

・ちょっとでもテンポがずれたら、「ファッキンテンポ!!!!!!」と言われてガチビンタ

・リズム間違ってたらシンバルが避けなければ顔面に当たる位置に投げられる

・音程が違ってたらバリエーション豊富な罵倒セリフで泣かされて合奏室から退場せざるをえなくなる

星一徹もびっくりですね!軍隊かよ!
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フレッチャーはものすごい鬼教官なんですが、誰しも自分のかつてのメンターにフレッチャーと重なる部分を見出すことができるんじゃないかなと思います。わたしももちろんあって、中学の吹奏楽部の顧問の先生がそれです。ほんと、怖かった〜〜(笑)音楽のコミュニティやったからか、うわっあの先生みたいや……って思う部分いくつかありました。
誰かに師事したことがある人なら誰でも、そういったポイントでニーマンに感情移入できて楽しめる映画です。
でもただの成長物語かと思えば、ラスト10分でほんとにいろんなことが起こります!お見逃しなく…





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シェフ!〜三ツ星フードトラック始めました〜(原題 : CHEF)

監督・脚本・主演 ジョン・ファヴロー

⑴ワクワク度     ★★☆☆☆
⑵演技スゴい度 ★★★☆☆
⑶ストーリー性 ★★★★☆

あらすじとしましては、三ツ星レストランのシェフ・カールが、批評家とTwitterでケンカして炎上して辞める。そして元妻の元夫にフードトラックもらってフードトラックしながらマイアミからロスに帰る。(息子と元同僚も一緒!)

この監督はアイアンマンも撮ってるんですが、アイアンマン3を一旦断ってこの映画を撮ったとか。(噂だけど)お金もらって映画撮ることに反抗してるのかもしれんなあって言われてます

カールはシェフやってたときは多忙すぎて、元妻のところに住んでる息子と週一でしか会えない。毎週遊園地とか連れて行ってるんですが、息子がカールにTwitterのやり方教えるときに「遊びに行くのも楽しいけど、なにかを一緒にやったり、教えたりするのも楽しいよ」って言うシーンがとても印象的でした。

売ってるのがキューバサンドで、マイアミ出発だからかラテン系のゴキゲンな雰囲気です。

Twitter炎上して職を失うカールですが、Twitterを活用してフードトラックは盛り上がっていくので、SNSを叩くだけじゃないところがアメリカっぽいなあ〜と思いました。日本だとマイナスに捉えられるのが多い気がするしね。白ゆき姫殺人事件とか。

あと、究極の飯テロ映画なので、お腹すいてるときは見ないように注意してください!!!
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ジュラシック・ワールド
監督・脚本 コリン・トレボロ

⑴ワクワク度    ★★★★★
⑵演技スゴい度 ★★★★☆
⑶ストーリー性 ★★★☆☆


めっちゃトリビアなんですけど、コリン・トレボロウ監督はスターウォーズエピソード9の監督に決定してるそうです。2012年に監督デビューして、ジュラシック・ワールドが2作目のはずなんですけど、大抜擢ですよね。すごいなあ。

ワクワク度はもちろんマックスなんですが、この映画、俳優の演技力がすごくないとできなかっただろうなと思います。なぜかというと、この映画中のラプトル、人間がやってるんですよ…

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絶対に笑ってはいけない撮影24時
感情を殺さないと演技できません。ラプトル調教師役のクリス・プラットはすごい。

今までのジュラシック・パークシリーズと大きく違うのは、もうパークが開園している点ですよね。前作は開園までの部分を描いてたんです。
あと特筆すべきは人工恐竜インドミナス・レックス!デカすぎて、全体像が映る瞬間がほぼない。全体像わからないのに、めっちゃ怖い!ずっとドキドキ!音楽とカメラワークの技術すごい。

今作では、利益のためにバカでかい人工恐竜を作って檻に閉じ込めて、ヴェロキラプトルを調教しようと試みてます。悪いように言えば、自然を飼いならそうとしてる。で実際にぼろ儲けしてたら、案の定手を噛まれるという流れ。JPでは、自然をコントロールできないよっていうメッセージがあったのかな〜と思いますが、JWは「自然をコントロールできてもそれに慣れるなよ、自然マジすごいってこと忘れんなよ」みたいなメッセージなんかなあ。ちょっと変わったなあっていう印象です。

まあ別にこんなこと考えて見る映画じゃないです。うおー!インドミナス・レックスうおー!やべー!っていうテンションでみましょう。

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モササウルスって名前かわいいよね





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キングスマン

監督  マシュー・ヴォーン(「キック・アス」「X-MEN」の監督)
         マシュー・ヴォーン (他二人)
         タロン・エガートン
          

⑴ワクワク度     ★★★★☆
⑵演技スゴい度 ★★★☆☆
⑶ストーリー性 ★★☆☆☆

2015年はスパイ映画がたくさん公開されました。

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」
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「007 スペクター」
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「コードネームUNCLE」
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2015年じゃないけど、「ブリッジ・オブ・スパイ」も年始に公開されます。
全部おもしろかったですけど、キングスマンがわたしのイチオシです!!
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最近のスパイ映画って、シリアスな雰囲気が絶対どっかにありますよね。大事な人が死ぬとか、連れ去られるとか、国が、立場が政治が…みたいな

安心してください、ありませんよ
他の追随を許さない明るいバカっぽさが他のスパイ映画にないキングスマンの魅力です!

ここであらすじ説明するんですけど、
表向きは高級テーラー、裏の顔はスパイ組織「キングスマン」が人類抹殺計画を企てる悪いやつらと戦う話

あらすじから滲み出るバカっぽさ
最高です。こんなに単純なのになんで面白いのか。理由を3つ挙げます。


⑴スパイグッズがめっちゃかっこいい

スパイといえば専用装備!今作にも「うわ〜めっちゃ欲しい……」ってなるガジェット盛りだくさんです。ライター爆弾、ナイフ内蔵シューズ、防弾機能付き傘、感電リングなどなど……
キングスマンは表向き高級テーラーなので、みんなスーツが制服です。それに合うガジェットなんで、もう、渋くて超クールです。


⑵悪役のキャラ立ちがハッキリしてる

キングスマンの悪役は最高にイカれてます。「金の力で己の思考を実現しようとする」悪役・ヴァレンタインはアメリカの一面を取り上げて絵に描いたような人物で、人類抹殺計画を企てるくせに血を見るとゲロ吐きます
ヴァレンタインの側近・アジア風美女ガゼルも義足のめっちゃかっこいい武器つけててインパクト抜群です。歩くたびにシャキンシャキンいいます。
悪役のキャラが良くないとお話って面白くないですよね。古今東西どのお話でも、「平凡な悪役」なんてつまらないものは誕生すらしません。キングスマンにはぶっとんだ悪役が居るから面白いんだろうなと思います。


⑶重めのテーマも根底にある

全然なんにも考えずに楽しめます。なので以下読まなくていいです(笑)でもこの映画、根底にしっかりとしたメッセージというかテーマが置かれてます。どっしりそういうのがあるから深みも納得感もあって面白い。

この映画の主人公エグジー(タロン・エガートン)はもともと労働階級のチンピラやってたんですけど、ハリー(コリン・ファース)に見初められてキングスマン候補生に。ハリーはエグジーに「紳士とは貴族の生まれではなく、学んでなるもの」と言い、「Manners maketh man.(マナーが紳士を作る)」というセリフを繰り返します。初めて自分の目を見て会話する本物の紳士にそれを言われたエグジー、考えます。「血筋も学歴もないけど自分はこの労働階級から抜け出せるんじゃないか。」翌日から高学歴のエリートおぼっちゃま候補生に囲まれて選抜スタート、がんばります!

労働階級の庶民が紳士になるためには、貴族階級や高等教育は関係ないってことですね。大事なのは「紳士であること」。これとても言語化難しいんですけど、日本で例えると「侍」なんじゃないかな…一番近いのは。

日本人は格差格差って言ってもみんな意識してない方らしいです。イギリスって階級意識強いから、「階級は無意味」っていうのは辛辣なメッセージですね。ちなみにマシュー・ヴォーン自身が貴族階級なのも説得力増します。


これもトリビアなんですが、エグジー役のタロン・エガートン君は名門演劇学校卒で今作が初映画出演だそうな。スターウォーズのスピンオフ主演説もあるので、今後にとても期待!
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以上、映画館スタッフが選ぶ2015年面白かった映画5選でした。